HCJ2025出展のお知らせ

2025.1.22

森工芸は2025年2月4日より東京ビッグサイトで開催される「HCJ2025」に出展いたします。

徳島県ブース内で、新しいプロダクトや素材を展示。

新しいプロダクトとして、藍漆仕上げのPLATEとTRAYを展示。

今回の展示は、素材としてのツキ板とその意匠性をご紹介できる内容での展示を準備しています。

森工芸HCJページ:https://www.jma-tradeshow.com/hcj/webguide_jp/company.php?no=777

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日時:令和7年2月4日(火)〜 2 月7日(金曜日)

午前10時〜午後5時(最終日は16:30まで)

会場:東京ビッグサイト東展示棟1〜6ホール

出展ブース:東5ホールK06徳島県ブース内

来場事前登録URL:https://www.jma-tradeshow.com/hcj/jp/registration.php?exhibitor=EX000777

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 カスタムオーダーツキ板

木目や樹種、貼りパターンを自由にカスタマイズできる突板合板は、高家具や内装材、什器製作に最適です。独自の貼り技術や木象嵌デザインで空間に個性を与えます。

TSUKI-ITA TILES

天然木を使用したTSUKI-ITA TILESは、壁面装飾や床材として注目。藍染めやレーザー刻印によるカスタムデザインで、空間をより印象的に仕上げます。

PLATE

藍染や漆塗りを施したPLATEは、ホテルやレストランの特別な演出に最適。直接食品を載せられる設計と美しい木目が魅力です。

 RAYS TRAY

「光線貼り」の技術を活かしたRAYS TRAYは、光の角度で表情を変えるユニークなトレイ。ホテルやラウンジのインテリアアクセントとして人気です。

皆様のお越しをお待ちしております。

藍漆仕上げのPLATE

森工芸の地盤である徳島は、藍染料の日本一の産地。国選定保存技術に選定された「阿波藍製造」という伝統技術が今も受け継がれています。

阿波藍とは、徳島県で製造される藍染料=蒅(すくも)のことを差し、その技術と品質の高さから、18世紀には阿波の藍玉が全国の市場を独占するほど。今でも「藍師」と呼ばれる職人によって昔ながらの製法で蒅づくりが続けられています。

有名な「阿波おどり」も江戸時代に隆盛を極めた藍商人が徳島に伝えた諸国の芸能の影響を受けながら発展してきたものです。

徳島は「藍のふるさと」と言っても過言ではないほど、藍とのつながりが深い土地。

森工芸は、この藍を製品づくりに生かしたいと考え、以前から伝統的な蓼藍による藍染「発酵建て」で染め上げるTRAYやPLATEも製作しています。

そして、今回新たに、日本を代表する仕上げの「漆」と、徳島の代名詞ともいえる「藍」を掛け合わせた藍漆を生み出し、日本の歴史や伝統を感じられる新たな製品を誕生させました。

藍漆とは

文字通り顔料である「藍」を掛け合わせて作られた「漆」。

藍はその名の通り「藍色」を生み出す植物。漆は樹液でありながら固化すると非常に硬い塗膜を形成します。

どちらも自然由来で、日本では古くから使われてきた素材です。

漆と藍日本を代表する伝統的な自然由来の素材を使って藍漆仕上げを完成することができました。