森工芸の企業理念と製品作りへの想い

2025.1.25

企業理念

「素材が語る、ひとつひとつの物語」

森工芸の企業理念は、木材が持つ自然の美しさや個性を尊重し、それを最大限に引き出すことに情熱を注ぐことです。私たちは、木一枚一枚が持つ「物語」を大切にし、その特徴を活かした製品作りを行っています。製品作りを通じて、ただの「製品」ではなく、時間とともに価値が深まる「思いのこもったもの」を提供したいと考えています。

また、木のある暮らしがもたらす温もりや安らぎを大切にし、私たちの製品が心豊かな空間を作り出すことを目指しています。私たちの取り組みは、持続可能な未来に貢献するための製品作りにも力を入れ、次の世代に誇れる価値を提供し続けます。


製品作りへのこだわり

森工芸は、1953年に徳島で創業して以来、木材を薄くスライスした「ツキ板」を貼ることを専門にし、その技術を活かして製品作りを行っています。私たちが大切にしているのは、木材一つひとつが持つ自然の個性を尊重し、その美しさを最大限に引き出すことです。

木材には、さまざまな環境で育った個性があり、その木目や風合いは自然の芸術のようなものです。これを製品に落とし込むためには、長年にわたる知識と職人技が求められます。私たちは、この木の持つ物語を形にし、製品一つひとつに「命」を吹き込んでいます。


木のある暮らしがもたらす温もり

森工芸の製品は、単なる「モノ」ではありません。木材の持つ温もりや癒しを感じてもらうことが、私たちの最大の目標です。木製品を取り入れた暮らしは、心に安らぎと温かさをもたらします。私たちの製品が、生活空間に自然と調和し、日常の中で豊かな時間を提供できることを願っています。

例えば、ツキ板を使った製品は、その色合いや木目がそれぞれ異なり、どれも一つとして同じものはありません。そのため、製品は唯一無二の存在となり、お客様の空間に個性と温もりを加えることができます。


持続可能な製品作り

私たちは、持続可能な未来への貢献も大切にしています。木材という自然の素材を使うからこそ、その環境への配慮を欠かすことはできません。私たちは、製造過程での環境への負荷を最小限に抑えるよう努めており、リサイクル可能な素材の使用や、森林資源を無駄にしないよう配慮しています。

また、木材の選定においても、持続可能な方法で管理された森林から調達することを心掛けています。これにより、次世代に引き継ぐべき自然環境を守りながら、木材の美しさを活かした製品作りを行っています。


まとめ

森工芸の企業理念は、木材が持つ独自の魅力と物語を尊重し、それを製品を通じて伝えることです。私たちの製品作りは、ただの「モノ」を作るのではなく、木の物語とそれを取り入れることで心豊かな暮らしを提案しています。持続可能な未来を見据えた製品作りと、木の持つ温もりを感じられる空間作りを通じて、これからもお客様に価値を提供していきます。